おとめ

おはようございます。

私の主たる徘徊ルートである目白近辺は、区でいうと豊島区と新宿区は入り混じっているところだったりします。具体的には、新宿区下落合と豊島区目白が100ｍで交代する感じ。

で、写真は、目白通りからちょっと下って新目白通りとのあいだにある「おとめ山公園」です。この「下り」は結構急で、この公園も傾斜地にあったりします。

まだ、高校生のころ、上京する前に、泉麻人さんのエッセイにこの「おとめ山」がでてきて、どんなロマンティックなところだろうとハイティーンの純な心をくすぐったものですが、漢字では「御留山」と書いて、要は徳川将軍家が狩りをした場所で「入っちゃダメ！」で「留められる」山なんだそうです。いや、この看板ではじめて知ったのですが。

そういえば、はじめて「おとめ」という言葉を知ったのは、やはり「亜麻色の髪の乙女」ですかね。無論、ドビュッシーではなく、島谷ひとみでもなくて、ヴィレッジ・シンガーズのオリジナルの歌です。「亜麻色」っていう色はよくわからないけど、なぜかときめきましたねえ。