愛をこめて花束を

みなさんは普段の生活の中で花束を贈ったり、いただいたりする機会ってどれくらいありますか?
母の日のカーネーションとか、職場の送別会で、とかですかねぇ。
うちの実家の職業柄(お寺)、菊とか百合なんかはよく目にするのですが、「感謝をこめた花束」って自分で作るわけでもないし、とんでもない花言葉とかあったら怖いし(マリーゴールドの花言葉は「絶望」らしい。ちなみにリンドウの花言葉は「悲しむあなたが好き」だそうで。それはそれで喜ぶ人もいそうな感じ。)、なんだか難しいですよね。

ということで、花束の話題です。
私、ここ15年ほど水響の演奏会の「受付係」をやらせてもらっているのですが、毎回頭を悩ませることが、花束の用意。
数あるアマチュアオケの中では、よく知った間柄なので指揮者やコンマスには花束は贈らない、とかってところも多いとは思いますが、水響では、毎回指揮者の方には感謝をこめて花束を贈らせていただいています(コンマスの方には御本人の希望によりその時々贈ったり贈らなかったり)。

でもまぁ、正直言って私、花束に対するセンスって皆無なんですよ。葬儀場に飾る菊や百合の配置とかは自信あるんですけど。
それに加えて、花は「ナマモノ」ですから、どうしても演奏会当日に調達するように手配しなくてはならず、(きっと激しく同意してくれる人いると思うんですが)演奏会当日が母の日や敬老の日といったお花屋さんの「一番の繁忙期」に当たっちゃったりすると、某●キューピッドとか日●谷花壇とかの大手さんの場合「時間指定配達はできません」となっちゃったりしますよね。
花束が演奏会終わってホールから撤収した後に届いちゃったりとか、前日に手配してシナシナになっちゃったりすると、目も当てられないかと。

さて、そんな私に救世主となって現れてくれたのが、バイオリンの総務部長の同級生の方が営んでいるというフラワーアレンジメントのお店「Flower note」さんでした。
もちろん(強力な総務部長の力もあり)繁忙期でも時間を指定してホールにお花を届けてくださいますし、なんといっても、まず花束を注文するときに「お送りするお相手はどのような方ですか?」と聞いていただき、その人のイメージにあったお花をアレンジしていただけるんです。その上、リーズナブル。
あぁ、なぜ10年以上も花●ュー●ッドを使い続けていたんだろう、と後悔したほどです。(いや、もちろん●キ●ーピッ●も素晴らしいんですが。お菓子付きの花ギフトとかよく使わせてもらってます!)

そして、なんかこれまでずっと「仕事」としてお花を手配してましたが、Flower noteさんとこうしてやりとりしていると、人にアレンジしてもらっているのに、30年ほど若返って「大好きな人を思ってお花を用意する」気持ちが蘇ってきたような気がしちゃうんです(って若い頃にも花を贈った記憶はないんですが)。

指揮者の方やコンマスの方のイメージを私がどのように伝えているかは、コンプライアンス上伏せておきますが、絶対にはずすことなく、素敵な花束をアレンジしていただいてます。
今回の演奏会(第57回定期演奏会)のゲストコンサートマスターの西江さんのイメージはもちろん「王子様」。なんともぴったりな花束をアレンジしていただきました。

ぜひぜひ、みなさんも「大好きな人を思ってお花を用意する」気持ちを蘇らせて、キレイなお花を贈ってみてください。若返ります、お肌ツヤツヤになります。きっと。

というわけで、素敵なお花を用意してくれたFlower noteさんを紹介させていただきます!
ギフトのほか、ディスプレイやブライダル、お花の教室まで「花で彩る毎日を」をコンセプトに活躍されています。

http://flowernote.net/

by S.O.