ご来場御礼

第54回定期演奏会、無事終了致しました。たくさんのお客さまにご来場いただき、誠にありがとうございました。

 

今回は、エルガーの「エニグマ変奏曲」をメインに、ヒンデミット・バッハ(エルガー編曲)という、何らかの「変化・変容」を伴う曲を集めました。また、バッハでは、オーケストラ演奏に先立ち、オルガンによる原曲をまずお聴きいただくという新たな試みにもチャレンジしましたが、いかがお感じになりましたでしょうか?団員としても、これから演奏する曲を舞台上で聴くということはなかなか得難い経験であり、本番のオケ演奏自体もそれまでリハーサルでやってきたものとは異なるニュアンスになったと思います。

 

さて、次回の演奏会は、2017年5月14日(日)、今回同様、ミューザ川崎シンフォニーホールで開催します。20世紀初期にパリを中心に活躍したプロデューサー、ディアギレフが創設した伝説のバレエ団「バレエ・リュス」にちなんだバレエ音楽3曲をとりあげます。今回はイギリス音楽を主体としたプログラムでしたが、うってかわって、色彩豊かなフランス・ロシア音楽の世界に皆さまを誘います。引き続き、団員一同、一層精進して参りますので、ご期待下さい。

 

ご来場を心よりお待ちしております。

 

水星交響楽団運営委員長
植松隆治